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「なぜperfumeが氷結のCMに出ているのか」

sohei      0

「なぜperfumeが氷結のCMに出ているのか」

以前「なぜperfumeが氷結のCMに出ているのか」というテーマで女子向けのミニセミナーをしたことがある。
マーケティングのSTP(セグメンテーション・ターゲティング・ポジショニング)の話がメインだったのだけど、
個人的にはかなりギリギリの苦し紛れにひねり出したテーマだったんだけど、わかりやすくて面白かった、と飲み話の中で思い出し話になる。

なにが記憶に残ったのか、と読み解いてゆくと、
基本的にビジネスセミナーとかの話は、漢字とか数字とか横文字とか固くて(普通の)女子にとっては取っつきづらいので、
まず何でここでperfume?と意外性でツカミができたらしい。
中で取り上げたモデルケースもイケメン俳優のポジショニングとかしょうもないんだけど、身近で共感できたらしい。
あとビジュアル中心のスライドが面白かったとか。ユーモアは大事だよね、と。
差別化できるのはここかもしれない、とちょい酔っぱらいの中ピンとひらめいたので、備忘録。

そういえばガー・レイノルズ先生もプレゼンの極意として同じようなことを言ってたなあ、とセミナー受講のノートを引っ張りだしてみたら、
案の定だいたい同じような(それ以上)ことを仰ってました。

記憶に残るメッセージ(sticky message)は「SUCCESS」
・Simplicity(シンプル)
・Unexpectedness(予想外)
・Concreteness(具体的)
・Credibility(信頼性)
・Emotion(感情)
・Story(物語)

伝える(deliver)の際に大事な「PUNCH」
・Personal(個人的に)
・Unexpected(予想外の)
・Novel(新しさ)
・Challenge(挑戦的)
・Humor(ユーモア)

あと、時間がギリギリの中で作ったのも、結果としては内容が適度に絞り込まれて良かったらしい。
本来であれば積めるだけ積んで、そこから削ぎ落としてゆく作業が必要と思うけど、どこまで積んでよいのかわからなくなって、消化不良になってしまうことも多いんだよね。

この手の話をするといつも思い出すのが、中学校時代友人から、「松田聖子時代の細野晴臣の作曲法」の話。
レコーディング直前までほぼノープランで、締め切り寸前にかの名曲群は「ひねり出された」とのこと。
うろ覚えなので、話が本当かどうか、中学校のときに聞いたかどうか不確かなのですが。

おまけにその時のスライド探したけれど見つからず。記憶の中で美化しておくべきということでしょうか。



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